通知表と授業
知っ得ニュース
つぎの項目は小学高学年の成績表(あゆみ)の外国語教科にある「評価内容」の1つです。
『外国語の特徴やきまりに関する事項を理解し、
実際のコミュニケーションにおいて活用できる技能を身につけている。』
*以下の英文は小学5年生の英語のテスト問題で使われたセンテンスです。
Hello, My name is 〇〇.
I like flowers.
I want to study science.
I want to be a florist.
英文を読みとり、テストの質問に答えなければなりません。
上記の『外国語の特徴やきまりに関する事項を理解し、実際のコミュニケーションにおいて活用できる技能を身につけている。』を学習の目標としているのですから、もちろん授業ではその「発表」も行われているかと想像します。以前は中学校で行われていた内容が本格的に小学校で実践されるようになってきたのだと感じます。
日本語ですら自己表現が上手ではない日本人のお子さまたちが健闘努力している姿が目に浮かびますが、ぜひ継続してほしいと願います。
お子さまたちの英語力やCommunication能力が外国の人々に劣らぬハイレベルとなることが、日本の未来を創るのだと信じています。
「英語をCommunicationのツールとして使いこなすこと」
「英語の文を読みとり正しいルールの上で理解を深めること」
このどちらにも結果を出せる、英語教育を行うことが課題であり、国の目標でもあります。
少子化が進み、外国の人々に労働力を求める中、何を最優先に指導すべきか?もっともっと議論と改革が必要だと考えます。